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【イベント開催報告】「Girls Meet STEM:Design Your Future~ 共感からアイデアを生み出そう~」を開催しました!


JWIBA(ジェーウィーバ/Japanese Women’s Initiative in the Bay Area)は、2025年7月5日(土)、STEM分野に関心を持つ女子学生を対象に、「Design Your Future ~共感からアイデアを生み出そう~」と題したデザイン思考体験ワークショップを開催いたしました。


 本イベントは、公益財団法人山田進太郎D&I財団が実施する「Girls Meet STEM」プログラムの一環として実施され、未来を自ら切り拓く力を育むことを目的としています。


 当日は、シリコンバレー発の「デザイン思考」の専門家である吉成雄一郎氏を講師に迎え、学生の皆さんのために特別に設計されたオリジナルプログラムを実施しました。「なぜシリコンバレーでは最先端のアイデアが次々と生まれるのか?」という問いを軸に、共感から始まる課題解決のプロセスを学ぶ構成となっており、参加者は「身近な困りごとを解決するサービスやプロダクト」をテーマに、デザイン思考の実践に触れる貴重な機会となりました。


 ワークショップでは全9チームに分かれて活動が行われ、各チームには理系出身の女性ファシリテーターが付き添いました。進路や勉強法に関する質問も飛び交う中で、理系分野の将来像に触れる貴重な対話も生まれ、終始和やかで活気ある雰囲気の中、参加者は主体的にアイデアを深めながらチームでの協働を楽しんでいました。


 なお、本イベントは損保ジャパン様のご厚意により、同社霞が関ビル内のイベントスペースを会場として実施いたしました。この場を借りて、心より御礼申し上げます。


■イベント概要

  • タイトル:「Design Your Future ~共感からアイデアを生み出そう~」

  • 日時:2025年7月5日(土)14:00~17:00

  • 会場:損保ジャパン霞が関ビル EVENT SPACE(東京都千代田区)

  • 対象:小学6年生~高校3年生までの戸籍上または性自認が女性の方

  • 参加者数:30名


■ワークショップ内容

1.共感と課題発見のプロセス

 ワークショップの前半では、まず参加者同士がペアになり、お互いの「身近な困りごと」についてユーザーインタビューを行いました。ただ話を聞くだけでなく、相手の気持ちや背景に深く寄り添いながら理解を深めることを通じて、デザイン思考において最も重要なステップである「共感」を得る方法を学びました。

 その後、インタビューの内容をもとに「課題の再定義」に取り組み、相手が本当に困っていることは何かを見極め、課題の本質を明確な言葉で表現するプロセスを学びました。



2. 解決策の創出と共有

 後半では、見出した課題に対し自由な発想で解決策を考える「アイデア出し」のセッションが行われました。参加者は制約条件も加えながら、ポストイットを使ってチームで次々とアイデアを出し合い、互いの提案に「いいね!」と肯定しながら発想を広げ、深めていきました。



その後、各チームは選んだアイデアをストーリーボード形式で視覚化し、簡易的なプロトタイプを作成。最後にそれぞれのチームが前に立ってユニークなアイデアを発表すると、「それあるある!」「こんなプロダクトが欲しい!」といった声が飛び交い、会場は大いに盛り上がりました。



クロージングでは、講師から「どんなプロダクト開発も、日々の学校での学びがその土台となっている」とのメッセージが伝えられ、参加者にとって、現在の学びが未来の社会と確かに繋がっていることを実感できる、心に残る締めくくりとなりました。


参加者の声📣

  • アイデアは考えて作られるものではなくて、話していくうちに見つけることができると気づけてとてもおもしろかったです。また、ただ起業のようなことを体験するのではなく、細かな道筋やコツについて一つずつ教えていただいたのがとても勉強になりました。

  • 習った方法を実際に使うところまでやれたのでわかりやすかったです。

  • アイデアを出すのが苦手寄りだったけれど、みんながいいね!と言ってくれて自信をつけることができました。

  • 実際のアクティビティが多く、体験して身につける内容がとても楽しかったです。大人の方と同年代どちらとも交流することができ、充実した時間でした。


今後もJWIBAは、次世代の女性たちが自分らしく未来を切り拓くための学びと出会いの機会を提供し続けてまいります。今後もイベントを開催予定ですので、STEM分野に関心のある女子中高生の皆さまは、ぜひご応募・ご参加ください。開催情報は、JWIBA公式ウェブサイトおよびSNSにて随時発信してまいります。


 最後に、本イベントにご参加いただいた皆さま、そして多大なるご支援・ご協力を賜りました関係者の皆さまに、心より感謝申し上げます。

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