
寺崎 梓
Azusa Terasaki
Treasurer, Secretary & CCO
医師免許を取得後、医学博士号を取得。日本では外科医として働きながら、3 人の子育てと研究を両立する日々を送っていた。毎日が精一杯で、何かを犠牲にしながらやりくりしていたが、2022 年にスタンフォード大学へポスドクとして留学し、「自分らしく生きる」ことの大切さに気づく。
現在は、腫瘍や炎症性疾患における好中球やマクロファージの働きを解明する研究に取り組みながら、今後のキャリアを模索中。
また、多様性・公平性・包括性・正義(DIBEJ)の推進にも力を入れ、Stanford SURPAS Family Committee のCo-Chair として、ポスドク家庭を支援するイベントの企画・運営
を行い、多様なバックグラウンドを持つ研究者が安心してキャリアを築ける環境づくりに貢献している。
スタンフォードに来た当初は、研究や育児に奮闘する中でキャリアについて悩むことも多かった。そんな時にJWIBA と出会い、性差を超えて多様な道を生き生きと歩む人々とのつながりに刺激を受けた。日本では「やらなければならないこと」に追われていたが、アメリカでは「自分がどう生きたいか」と向き合えるようになった。この経験を活かし、JWIBA を通じて新たなつながりや気づきを提供し、誰もが前向きに次の一歩を踏み出せる場を作っていきたい。
専門は乳腺内分泌外科で、外科専門医・乳腺専門医・がん治療認定医の資格を持つ。プライベートでは3 人の子育てに奮闘中。趣味はヨガ、カラオケ、音楽・芸術鑑賞。
今の夢は、アメリカで自分にしかできない挑戦をすること!試行錯誤を楽しみながら、新たなチャレンジを続けています。そして、大好きな言葉は「ありがとう」。たくさんの人に支えられて今があることに感謝しながら、私も誰か の力になれるように歩んでいきたい。